2018年12月

古代史からひも解く「名字」のルーツ

わたしたち日本人は、あたりまえのように名字を使っています。 日本人の名字はどれくらいあるかご存じですか? その数、なんと30万種類です。 ちなみに一番多い名字は、「佐藤」、以下、2位は「鈴木」、3位「高橋」、4位「田中」、5位「伊藤」と続きます。 どれもなじみのある名字ばかりですね。 下の名前は名付 […]

三種の神器は、どこから来たのか?

平成25年に伊勢の遷宮が20年ぶりにおこなわれました。その翌年、天皇皇后両陛下が新しい伊勢神宮の外宮と内宮にご参拝されました。このときの様子をニュースで見たひとも多いのではないでしょうか。このとき話題になったのが、「剣璽動座(けんじどうざ)」です。 これは天皇が行幸(皇居を離れて外出)する際に、三種 […]

桓武天皇が恐れた鬼門から来る鬼の正体

現代も信じられている鬼門 風水について詳しくなくても、鬼門という言葉はみなさん知っているのではないでしょうか。 鬼の門と書いて鬼門。その字が表わすとおり、良くないもの(鬼・悪霊・災い)が入ってくる方角です。 鬼門は北東、丑寅の方角をさします。 古代の平城京や平安京、近世の江戸などは北東の方角に寺社を […]

なぜ奈良が古代日本の中心地になったのか

古都奈良…… 古代遺物が数多く残っていますが京都の華やかさに比べると、どこか地味な印象がぬぐえません。 奈良には観光資源がたくさんあります。 ところが数年前まで、奈良の旅館・ホテルの客室数は全国最下位でした。 現在も少し順位を上げているとはいえ、奈良の順位は下の方、最下位争い組の中にいます。 近年、 […]