神話

カミナリと雨と古代信仰

雨が降ると私たちは当たり前のように、「今日は天気が悪いなあ」などと言います。 雨=天気が悪い、というのは常識になっていますよね。 雨が降っていると出かけるのも億劫になります。そこに雷が加わればもう最悪。 しかし、それは現代人の感覚に他なりません。 古代人は雷雨にたいして全く違う感覚をもっていました。 […]

古代のモモと桃太郎伝承に隠された秘密

おとぎ話「桃太郎」は日本人なら誰でも知っていますよね。 桃から生まれた桃太郎が、犬、雉(きじ)、猿を家来にして、鬼を退治する話です。 でも、そもそもなぜ「桃」なのかご存じですか? それに鬼退治の家来に三匹の動物を従えますが、なぜ犬、雉、猿なのでしょうか? 熊とか狼とか鷹とか……おそろしい鬼を退治する […]

縄文時代の精神性が日本神話を豊かにした

縄文時代のアニミズムと蛇 キリスト教やイスラム教のような一神教が生まれるはるか昔、 世界中のほとんどの民族は、身のまわりのありとあらゆるものに霊が宿ると考えていました。 太陽や月、山や川、自然の草花や動物たち…… 古代の人々はそういったすべてのものに魂を感じていたのです。   イギリスの民 […]

「日本」の誕生と正史から隠された女王卑弥呼

「日本は単一民族国家である」 そう聞いて疑問におもう人は、ひょっとすると少ないのかもしれません。 日本人には純血意識が強くあるようです。 その思い込みがさまざまな差別を生んだりもしています。   日本には琉球人もいればアイヌ人もいます。 朝鮮人や中国人、最近では西洋からもたくさんの人が日本 […]

『古事記』と『日本書紀』のちがい~なぜ日本神話は2つ必要だったのか~

同じような神話の書物が2つある不思議 『古事記』と『日本書紀』は、あわせて「記紀(きき)」とよばれています。 内容は、日本の誕生から、八百万(やおよろず)の神々が織りなす<神話>がまず描かれます。 つづいて、神の子孫である人間が登場し、 天照大神の血をひく天皇が日本を統治していくまでの<歴史>が描か […]

日本神話の誕生~天皇と神と国家~

王は内面に神を宿す~なぜ神話は作られたのか~ 王を王たらしめているものは何でしょうか? なぜ人々は王を王と認め、その命令に従うのでしょう? 前回お話ししたとおり、人は自由を求める存在であり、哀しいかな、欲望に突き動かされて行動してしまうものです。 人間は誰しも自由に生きたいと思っています。その自由を […]

神話のなりたち~王権と物語~

神話とは何か? 神話は神にかんする物語であり、この世界や宇宙、そして人類など、世の中のさまざまなものがどのようにできあがったのかを説明する物語です。 古代史を語る上で、神話を無視することはできません。 科学が発達した現代では、荒唐無稽な神話を信じる人は少ないですが、 古代の人々は神話の世界を信じ、そ […]