よみがえりの聖地「熊野」~なぜ歴代上皇は100回も熊野を訪れたのか~

熊野は日本を代表する聖地です。 2004年に熊野古道が世界遺産に登録され、国内外の注目をあつめました。 熊野は古くから日本人に信仰されてきた聖域でしたが、平安時代中頃から鎌倉時代にかけて歴代上皇が足しげくかよったことでも知られています。その数なんと延べ約100回。長く険しい道のりを徒歩で行くしかなか […]

昭和天皇の地方巡幸に秘められた呪術的意味~象徴天皇と祈りの旅

昭和天皇の地方巡幸 1945年に大東亜戦争(アジア・太平洋戦争)が終結。その翌年の1946年から1954年にかけて、昭和天皇は日本全国を巡幸じゅんこうしました。ちょうど日本が敗戦の混乱から復興に向けて生まれ変わる時期にあたります。 昭和天皇の戦後巡幸は1946年の神奈川県をかわきりに1954年の北海 […]

GHQはなぜ天皇を廃絶しなかったのか~天皇と戦後76年目の反省~

世界で一番長い歴史をもつ日本 日本は特殊な国です。 その特殊性のひとつが、日本の長い歴史でしょう。 アメリカ合衆国は250年ほどの歴史しかありません。 中国は4000年の歴史ともいわれますが、一つの王朝が続いたわけではありません。中国古代の漢王朝も、世界帝国といわれた元王朝も、現在の中国共産党による […]

天孫降臨したホノニニギ、その謎に包まれた正体とは? ~神話で読み解く日本国と天皇の真実~

はるかはるか昔、天(高天原たかまがはら)に住んでいた神が地上世界を治めるために降りてたと日本神話は伝えています。 これを天孫降臨てんそんこうりんといいます。『古事記』は上・中・下の三巻に分けられますが、上巻のクライマックスといえるエピソードがこの天孫降臨です。 ちなみに官僚が民間企業などで高い地位に […]

  • 2021.04.13

塩はなぜ魔除けにつかわれるのか ~神と塩がうみだす清浄な空間~

塩とお清め みなさんは「お清め」と聞いて何を思い浮かべますか。 「塩」を思い浮かべた人も多いのではないでしょうか。 生命維持に欠かせない塩ですが、日本人は古代からお清めのアイテムとしても重要視してきました。 神道では、神への毎日の供え物として「水」、「米」、そして「塩」の三品が供えられます。 また修 […]

いにしえの左方上位思想で読み解く日本文化 ~〈ひな人形〉と古事記のつながり~

穢れを人形にうつし、川に流す儀式 3月は冬から春へと季節が変わる時期です。 いにしえの人々は季節の変わり目には邪気が入り込み、災いをうけやすくなると考えていました。 季節の変わり目は寒暖差や気圧変動が大きくなるため、どうしても体調を崩しやすくなります。現代も季節の変わり目になると風邪を引いてしまうと […]

日本の建国は、なぜ神話時代までさかのぼらなければならないのか② ~世界最古の王朝がある日本~

日本人と天皇 日本という国と天皇は切り離すことができません。 現在の日本国憲法では、天皇は日本国の象徴と定められています。 第二次世界大戦後、明治以降の皇国史観は徹底的に否定されました。国内外から天皇の戦争責任を問う声があがり、天皇廃止も検討されました。しかし、けっきょく日本から天皇という存在を無く […]

日本の建国は、なぜ神話時代までさかのぼらなければならないのか① ~「建国記念の日」の謎~

建国記念日と建国記念の日 「建国記念の日」といえば2月11日。国民の祝日ですね。 この日を「建国記念日」と思っている人も多いですが、これは間違いです。 「建国記念日」ではなく、正式には「建国記念の日」。 「の」が入るのがポイントです。 なぜわざわざ「建国記念の日」という表記にしているのでしょうか。 […]

節分の鬼の正体~なぜ豆で鬼を払うのか~

2021年は124年ぶり2月2日の節分 節分といえば2月3日というイメージがありますが、今年2021年の節分は2月2日です。 例年より1日早い節分ですね。 え、節分って固定じゃなかったの? と疑問に思った人も多いのではないでしょうか。 節分は立春の前日です。 立春とは2月4日だと思われていますが、2 […]

正月行事に秘められた、いにしえの呪術

どのような正月を過ごされたでしょうか。 正月は年中行事のなかでも一番盛大に祝われるものです。でも、今年はいつもとは違うお正月でしたね。 新型コロナウイルス感染症拡大のせいで、カウントダウン・イベントなども軒並み中止。お祝いムードがあまりない正月でした。 見通しがたたない状況がまだまだ続きそうです。 […]

古代人は死についてどう考えていたのか~いにしえびとの死の概念と万葉集に詠まれた死~

生きとし生けるものすべてが決して逃れられないもの、それは「死」です。 人はなぜ生まれ、そして死んでいかなければならないのか。 その明確な理由はわかりません。命を得た者は、ただただ死という宿命を受け入れなければならないのです。 人類は現在にいたるまで、気の遠くなるような長い間、何度も何度も誕生と死を繰 […]

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