平安時代

『源氏物語』のなぞ~紫式部はなぜ大災害を描かなかったのか~

日本は地震や台風、大雨などの自然災害が多い国です。 自然現象の発生メカニズムは、科学の発達とともにだいぶわかるようになってきました。 地震はまだ予知することができませんが、台風のよう気象現象はかなり高い精度で予測できるようになっています。 しかし、そんな知識のない古代の人々にとって、自然の猛威は神や […]

世界最古の隕石は日本に落ちた!? ~社会も大地も動乱に揺れた貞観年間~

前回は「古代の大地震と1000年に一度の大地動乱」ということで、古代の災害をテーマにしていました。 特に平安時代前期に発生した貞観地震に焦点を当て、その貞観地震と3.11東日本大震災、この2つの巨大地震の奇妙な一致について説明しました。 貞観年間は様々な災害がおこり、大地動乱期といわれているのですが […]

桓武天皇が恐れた鬼門から来る鬼の正体

現代も信じられている鬼門 風水について詳しくなくても、鬼門という言葉はみなさん知っているのではないでしょうか。 鬼の門と書いて鬼門。その字が表わすとおり、良くないもの(鬼・悪霊・災い)が入ってくる方角です。 鬼門は北東、丑寅の方角をさします。 古代の平城京や平安京、近世の江戸などは北東の方角に寺社を […]