万葉集

古代人は死についてどう考えていたのか~いにしえびとの死の概念と万葉集に詠まれた死~

生きとし生けるものすべてが決して逃れられないもの、それは「死」です。 人はなぜ生まれ、そして死んでいかなければならないのか。 その明確な理由はわかりません。命を得た者は、ただただ死という宿命を受け入れなければならないのです。 人類は現在にいたるまで、気の遠くなるような長い間、何度も何度も誕生と死を繰 […]

「令和」の由来と新元号に秘められた真の意味とは

ついに新時代「令和」がはじまりますね。 「令和」は響きもよく、美しさと気品をかね備えたとてもよい元号だとおもいます。 新元号「令和」は、史上初めて日本の古典を典拠とした元号としても話題になりました。 元号はこれまで、漢籍(中国の古典)を典拠にしてきました。 日本の古典を典拠にしたのは、日本で元号が制 […]

『万葉集』に詠まれた古代の恋のおまじない

「万葉びと」もすがった恋の呪術とおまじない 万葉集には、おまじないや呪術にまつわる歌がたくさんあります。 それはとくに恋の歌に顕著です。 たとえば、恋する相手に逢いたくてたまらないという切実な気持ち。 それを和歌という形に詠(よ)み上げることで、古代の人々は、その歌に逢いたい人にあえるようになる呪力 […]